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神前式結婚式の流れ・式次第・進行

家と家を結び付けるのが結婚であるという考え方に基づき、神職と巫女がご両家の縁結びをします。

全体の所要時間は30分〜60分くらいです。

 

係員または巫女さんの先導で式場に入場します。先頭が新郎新婦、媒酌人夫妻、父・母そして親族(血縁関係が近い順)となります。

神棚に向かって右側が新郎および親族、左側が新婦および親族です。

媒酌人夫妻は、新郎新婦の両側もしくは後方になります。

 

1.修跋の儀(しゅうばつのぎ)

全員が揃ったところで、神職(斎主とも言う)が入場します。

全員起立して拝礼をします。

神職が御祓詞(はらえことば)を唱えながら、新郎新婦及び参列者の身を浄めるためのお祓いをします。

2.斎主一拝(さいしゅいっぱい)

神職(斎主)が神棚に向かって一拝をしますので、それに合わせて全員で一拝します。(神への敬意を表し、一度おじぎをすること。一礼とも言います)

全員起立します。

3.祝詞奏上(のりとそうじょう)

神職(斎主)が神に結婚の報告と結婚を祝う祝詞(のりと)を奏上します(読み上げます)。

祝詞奏上が終わり、神職が着席をしたのち、一同着席をします。

4.三献の儀(さんこんのぎ)※または三三九度

三三九度の盃を交わす儀式を三献の儀と言います。

新郎新婦の前に、巫女が大中小の3つの盃とお神酒を持って来ます。

お酒は下記の順に注がれ、飲む順序も決まっています。

飲むときには、1,2,3と三回、盃を傾けますが、1,2回めは口をつけるだけで、3回めに飲み干すようにします。

三つの盃を三回ずつ飲むので、三三九度と言われます。

 

[三献の儀]
1)小の盃(一献め)を新郎が受け、まず飲み、新婦に渡し、新婦が飲み
2)中の盃(ニ献め)は新婦が受け、まず飲み、新郎に渡し、新郎が飲み
3)大の盃(三献め)は新郎が受け、まず飲み、新婦に渡し、新婦が飲み

 

※お酒が飲めない人はあらかじめ神社に伝えておくことをおすすめします。お水にしてくれるところもありますし、飲む真似だけですむところもあります。

 

 

【豆知識】

三献の儀は、「式三献」とも言われ、宮中などで正式な祝賀のお祝い膳の初めに供された盃三献に由来します。一献ごとに酒肴が変えられ(「熨斗鮑」のしあわび(別 名うちあわび)、「搗栗」かちぐり、「昆布」などが供されました。「打ち(のし)、勝ち、よろこぶ」という縁起を担いだと言われています) 。
戦国武将たちも出陣前に三献の盃を飲み干して勝ちどきをあげたようです。祝賀、婚礼、大切な客人の接待、宴席、出陣などで用いられる儀式として受け継がれてきました。
現在では神前結婚式の一連の儀式の中でも最も厳粛な儀式の一つです。

5.神楽奉納(かぐらほうのう)

神社によっては神楽の奉納が無い場合もあります。

また、神楽が奉納される場合でも、一連の神事の中でどの順番で奉納されるのかは、神社によってもさまざまです。

指輪交換の後だったり、玉串奉奠(たまぐしほうてん)の後だったりすることもあります。

6.誓詞奏上(せいしそうじょう)

いわゆる「誓いの言葉」にあたります。奏上とは、読み上げるという意味です。新郎新婦が神前で誓いの詞(ちかいのことば)を読み上げる儀誓詞は、巻き紙に書かれています。

まずは新郎新婦が神前に進み出て一礼し、新郎が誓いの詞を読み上げます。読み終わったところで、新郎が名前を述べ、新婦が自分の名前読み終えたら、新郎は誓詞をもとどおり巻き直したのち(あるいはもとどおりたたむ)、神前に献上します(「玉 串案」たまぐしあんに乗せます)。

新郎新婦は二礼二拍手一礼をします。

7.指輪交換の儀

指輪の交換は、本来の神事には無い儀式です。しかし、今日の神前結婚式では一連の儀式の中で執り行われる場合が多いようです。

巫女が指輪を持ってきます。新郎は新婦の左薬指に結婚指輪をはめ新婦は新郎の左薬指に結婚指輪をはめます。

8.玉串奉奠(たまぐしほうてん)

玉串奉奠(たまぐしほうてん)…聞き慣れない、難しい言葉です。神式の儀式において、神前に玉 串を捧げる、謹んで供えることを言います。

 

【豆知識】

玉串とは、榊(さかき)などの常緑樹の小枝に、紙のヌサ(幣)と言われるもの、または木綿(ユウと言われるもの)をつけ、神前に供えるものです。神前結婚式だけでなく、あらゆる神事に用いられます。葬儀でも仏教における線香の代わりに用いられ、遺族や会葬者によって神前に捧げられます。
巫女が玉串を持ってきます。新郎新婦は玉串を受け取り神前に進みます。
一礼して玉串案に供え、一歩下がってから新郎新婦二人揃って二礼二拍手一礼をします。
新郎新婦に続き、媒酌人、親族代表(または親族一同)の順で玉 串をお供えします。

 

玉串奉奠の作法(玉串のお供えのしかた)
1)巫女が玉串を持ってきます。右手で根元を上からもち、左手で葉の方を下から支えるように持ち、神前に進み一礼します。
2) 玉串を時計回りにし、右手で持っている根元を自分の前に持ってきます。葉の方の左手は神前に差し出すように下から葉を支えます。
3)玉串を額に近づけるように掲げ、末永い幸せを祈念します。
4)玉串をもとの高さに下げ、左手で根元の方を持ち、右手で葉の方を持つように、手を持ち替えて更に時計回りにします。
5)根元が祭壇の方を向いたところで、 神前に一歩進み、玉 串を胸の高さに掲げ、玉串案にお納めします。
6)一歩下がって二礼二拍手一礼をします。

9.親族盃の儀(しんぞくはいのぎ)

「御親族御固めの儀」とも言います。両家の親族の固めの盃を交わします。

親族の前に巫女がお神酒を注ぎます。全員にお神酒が注がれたら、一同起立をしてお酒を飲み干します。

飲み干す際には、三三九度のときと同じように、1,2,3と三回、盃を傾けますが、1,2回めは口をつけるだけで、3回めに飲み干すようにします。

10.斎主一拝(さいしゅいっぱい)

全員起立します。

神職(斎主)が神棚に向かって一拝をしますので、それに合わせて全員で一拝します。(神への敬意を表し、一度おじぎをすること。一礼とも言います)

神職が退場します。

11.退場

神職に続き、一同も退場をします。退場の順序は会場の都合によりますので巫女や係員の指示に従って下さい。

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